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【仮想化】 VXA: A Virtual Architecture for Durable Compressed Archives 【データフォーマット】

In FAST 2005.
http://www.usenix.org/events/fast05/tech/ford.html

データ圧縮アルゴリズムは時とともに移り変わる。今持っているデータのデコーダは、将来のOS上にも提供されるかどうかわからない。

データ圧縮アルゴリズムに比べると、プロセッサの変化はゆっくりである。

そこで、デコードが必要なコンテンツとデコーダプログラムを貼り付けたものを保存しておく方式の提案。プロセッサがx86でありさえすれば、デコーダプログラムは動くので、そのコンテンツはデコード&利用できる。

本方式では、デコーダはOS独立なx86環境上(VXA仮想マシン上)で実行される。その環境上で動くプログラムは、非常に限定された動きしかしないプログラムにコード変換される。そのため、デコーダのOS依存性は弱まり、また、悪意のデコーダからホストOSを守れる。

システムコール呼び出しはVMMの呼び出し(仮想システムコールの呼び出し)に変換される。準備している仮想システムコールは5つのみ。ファイルは、標準入力、標準出力、標準エラー出力しか使えない。VM内で動くプログラムは、標準入力からデータを読んで、デコードして、標準出力にデータを書くくらいのことしかできない。

コード変換はx86-to-x86。やってることはJavaのJITコンパイラやprogram shepherdingに似てる感じ。

自分の持っているコンテンツをデコードするためのデコーダが、インターネットのどこを探してもないってことが、将来起こりうるかどうか。

大抵のデコーダは探せば見つかるだろとか、VMMを導入するほどのことか、といった突っ込みはあるかもしれない。でも、新たなテーマを開拓しようとしている本研究の姿勢はいいなって思うし、基本的には、好きな方向性の研究です。コード変換やサンドボックス方面で技術的におもしろそうなネタをたくさん含んでそうだし。

データとコードを一緒くたにアーカイブすることにより、OS依存性を小さくしたり安全性を高めたりする研究としては、たとえば、ここがあります。
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