プロフィール

大山恵弘

  • Author:大山恵弘
  • 公式なサイトはこちら

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

FC2カウンター

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【仮想デスクトップ】 Net2Display™: A Proposed VESA Standard for Remoting Displays 【標準化】

In ADEAC 2006.
http://www.sid.org/conf/adeac2006/adeac2006.html

リモートデスクトップの規格が乱立しているので統一しましょうという呼びかけ。

現在のリモートデスクトップシステムは動画の性能とか反応速度に問題があると指摘。また、一つのOSにしばられるなどの互換性の問題があると指摘。

性能をどうやって改善するのかってところに興味がある。読んでみると、どうやら、統一規格を作ればグラフィックスハードウェアの助けを借りられる可能性が出てくるので、性能が上がりますよって話のようだ。

私が不勉強だっただけかもしれないが、論文そのもの以上に、ディスプレイ専門の学会組織があるってことのほうに興味をひかれた。
スポンサーサイト

【リモートデスクトップ】 Prospects For Speculative Remote Display 【投機実行】

Technical Report.
http://virtuoso.cs.northwestern.edu/

リモートディスプレイシステムの最適化。投機的リモートディスプレイを提案。広域環境での利用を意識。

リモートディスプレイサーバから来るイベントをクライアントが予測して、先に実行しておく。予想通りそのイベントが来たらそのまま。予想がはずれたら、ロールバック。

予測は、過去のイベント列からk次のマルコフモデルを作ることによって行う。

実験にはrdesktopを利用。ワード、パワポ、IEなどを実行。ユーザイベントトレース中には、6万8千から11万2千個のイベントを含む。スクリーンイベントトレース中には、250万から440万個のイベントを含む。非常にナイーブな予測方式ですら、25%から45%の確率で次のイベントを当てることができた。

【耐故障】 Probabilistic Accuracy Bounds for Fault-Tolerant Computations that Discard Tasks 【数値計算】

In ICS '06.
http://www.ics-conference.org/2006/program.html

ハイパフォーマンス計算にFailure-Oblivious Computingを適用しましたみたいな話。

対象は数値計算。
普通、プログラムにエラーやフォールトが発生したら、そのプログラムを終了させる。

提案手法では、計算をタスクブロックに分割。エラーやフォールトが発生したタスクブロックは、単純に見捨てて、残りのタスクブロックで計算を続行させる。

こんなことしたら計算結果がめちゃくちゃになりそうだが、サンプリング実行の結果をうまく組み合わせると、誤差の上限を与えられるような確率モデルが得られますって話。

Jadeっていうメタ言語を使ってプログラムをタスクブロックに分割。
まずは正しい結果が出るとわかってる入力を与えて、入力と出力を記録。

次に、タスクブロックをわざとフェイルさせてみて、それが与える誤差の度合いを見る。それにもとづいて、タスクブロックをクリティカルとフェイラブルに分類。

そして今度は、フェイラブルなタスクブロックをわざとフェイルさせてみて、それが出力に与える誤差を計測。

最後に、タスクのフェイル率を受け取り、計算結果に加わる誤差を見積もって返すような確率モデルを得る。

計算の一部が落ちたり異常動作することを仮定してシステムを作ろうって方向の研究は好きです。なんか定量的に結果が出てるあたりも、研究としてうまいなあと思います。

ひとつ疑問としては、90年代末のグローバルコンピューティングとかメタコンピューティングで、こういう研究ってなかったのかな。

Failure-Oblivious Computingという最近の駒と、元々の土俵である(と思われる)ハイパフォーマンス計算をうまくブレンドさせている点で、味わい深い。

【セキュリティ】 Toward a Boot Odometer 【TPM】

In 2006 IEEE Workshop on Information Assurance.
http://www.itoc.usma.edu/workshop/2006/index.htm

あるPCが何回ブートしたかを記録する記録計の提案。

遠隔PCがリブートしたふりして実はリブートしないで情報を盗む攻撃への対策。
リブートすれば揮発性メモリの内容は消えるが、リブートしないと残る場合がある。
なので、本当にハードウェア的にリブートしたのかどうかの情報は重要。

TPMを使って実現。CPUが信頼できなくても大丈夫な枠組み?よく理解してないが。

リブートしたようにみせてリブートしないことを利用する攻撃なんてあまり考えたことないけど、軍で利用するような、がちがちの高セキュリティシステムにしようと思ったら、そういうことも考えないといけないのかもなあ。

| ホーム |


 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。